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2011年09月03日

ローコスト

 この仕事でよく聞く言葉、 ローコストキラキラ 

言葉の響きに惹かれます!勝手に得した気持ちになってますベー

お金に糸目をつけずに家を建てられたら、どんなに幸せだろうと思ったりします

アパート住まいの僕には非現実的なことだけどね~汗

話を戻しまして、ローコストには、いろんな考え方があると思います

ある本で、とても共感した内容がありました

 ローコストを先に考えるか、それとも後に考えるか

先に考える方法は、ローコストが可能な間取りや工法、仕上げなどが前提にあって、

制限の中で、自分達の希望や必要な家の性能を絞り込み、夢のマイホームを

実現する方法 ただし、土地の形状、周囲の環境、住まう家族の生活スタイルで

ギャップが生まれる事もしばしば

後に考える方法とは、まず金銭抜きで敷地や家族の要望にあった設計をして、

次にいかにコストを抑えるか、希望の予算に近づけるかを考えるものです

この考え方をすると、1000万円台ばかりがローコストではなく、2000万円台、

3000万円台、または4000万円台のローコストもある事になります

つまり、自身や家族みんなの価値観を実現するために、どれだけお金を掛けられるか

ということに重視すると、多少予算をオーバーしても予算以上の家が出来れば、

それはローコストと言ってもいいものだと思います

 例えば、希望の予算が2000万円のとき、要望を実現する為には

本来なら2300万円掛かるけど、なんとかコストを抑えて2100万円で仕上げる・

完成する事が出来たら、これもローコストと言えるでしょう

もちろん逆もあって、2200万の家でも2000万で造れるはずだった、と言う場合もあります

それぞれの敷地や周囲の環境、建物規模が違うので、安さだけに目を向け

ローコストと考えるのは難しいのかも知れません

 あれもこれもと多くを望むのではなく、しっかり優先順位を付け、

メリハリのある明解な考え方を整理することが大切なんだと思います

家を建てる事が決まったら、まず要望書を作成する為に、家族みんなで話し合いを行い、

要望書が出来たら、もう一度話し合いましょう!

どうしてこれが必要なのか、この部屋で何をするのか、それを他と兼ねられないのか、

再度考え直してみると、意外と必要無いものに気づいたりします


こだわりたい部分にお金を掛けて、それ以外でローコストコストを図る!

 厳しい言い方にすると、何を優先して何を諦めるか、それがローコストに繋がります

仮に僕が家を建てるとなると、その言葉がとても重々しく感じることでしょうタラ~

 敷地の条件、周囲の環境を考慮し、お客さんの要望を噛み砕いて全体のバランスを保つ!

いつもその難しさで頭が痛いですが、お客さんの喜ぶ顔が見れたときはとても嬉しいです!

そこに設計の仕事の面白さや、やりがいを感じますベー

ローコスト

           (cafe ohana)もう一度行きたいな~


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Posted by saku8 at 15:02│Comments(2)■知恵袋
この記事へのコメント
こんにちは♪

ローコストの記事に1票~^^;
ホントそうだと思いました!

うちも家づくりまっただ中。。。
なにを優先すべきか毎日格闘中デス。
Posted by ぱきぱき at 2011年09月04日 10:45
ぱき さん

コメントありがとうございます

一票まで頂き感謝です!
家づくり真っ最中という事で、材料決めなど色々考える事が多くて大変でしょうが、どんどん現場に足を運んで家づくりに参加してくださいね。

素敵なマイホームが出来る事を願ってます
Posted by saku8 at 2011年09月04日 12:54
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